2012年2月25日土曜日

【読書録】ストーリーでわかる財務3表超入門

そろそろ卒業も近くなり、部屋の整理をしているときに見つけた本。

 『村上式シンプル仕事術ー厳しい時代を生き抜く14の原理原則ー』(村上憲朗(ムラカミ ノリオ)/ダイヤモンド社)

数年前に斜め読みして、ヤル気をもらったのは覚えているけれども、内容をすっかり忘れてしまっていた。。。
そんなわけで読みなおす。

と同時に、村上式で財務や経済学関係を学び直してみようと、ヤル気をもらう。
んでもって、毎回やろうやろうと結局は続かなかったブログで、インプットしたことをアウトプットしていこうと、またまたヤル気をみせる。。。


まぁがっつりと書いてたら、多分、また続かなくなるので、簡単にコメントしていく程度にアウトプットしようと決めた。


そんなこんなでブログリスタート。

1つ目を村上式で飾るのもいいけど、これは骨格としてもっておく本にしておいて、最初は下の本にしてみた。

 『ストーリーでわかる財務3表超入門―お金の流れで会計の仕組みが見えてくる』(國貞 克則(クニサダ カツノリ)/ダイヤモンド社)

本当は、この人の本の超図解財務3表を読みたかったんだけど(村上式で挙げられていた本)、近くの本屋にはこっちしかなかったので、仕方なく(失礼!)取ってみた本。


。。。が、この本すごくいい。
簿記関係はちょっとかじった程度には知識あったんだけど、まぁほぼ使わない知識だから、ほぼ無知と同じ状態の俺。
そんな俺でも、スイスイと頭に入ってくる感覚で読めた本。

大学卒業後、数年働いた26歳(だったはず)の会計知識ゼロの主人公あかねが、アクセサリーの路上販売から小さなお店を開いて1年経営を続けることで、起業から会計までを大まかに教えてくれる本。

PL(損益計算書)、BL(賃借対照表)、CL(キャッシュ・フロー計算書、ストーリー中では、収支計算書としてでてくる)の3つの関係性から財務3表を学ぶという切り口で書かれていてわかりやすかった。

ストーリーがあるので、頭の中で思い描きながら、会計の勉強をすると共に、さり気なく書かれている、起業する際にお金を借りることへの厳しい態度などがすごく印象的で面白く読めたかな。

数年前、仕分けから簿記を学んだ時は、なんとなくで覚えていて、ここで改めて振り返る形になったんだけど、それぞれの関係性を整理することはほとんどなかったような記憶しかないので、いい学びになったと思う。


ストーリーを追っていくだけでも、楽しめたかな。
まぁ話しの流れをつくるためとはいえ、主人公のあかねは、環境に恵まれすぎていて、羨ましかったんだけど笑

あかねとあかねの会社に出資した人、手を貸した人の気持ちを汲みながら、ストーリーを追っていくことができれば、世の中へ対する考え方を改めることができるし、コンピテンシーやお金・会社で働くことに対するリテラシーを身につけられるんじゃないかと思う。

会社へ出て働く前に出会えてよかったと思える一冊でした。


 

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